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【歌詞/考察】椎名林檎 – 鶏と蛇と豚歌詞と意味を考察

今回は椎名林檎さん最新楽曲「鳥と蛇と豚」について、掘り下げていこうと思います。

 

椎名林檎さんの楽曲といえば、リズム乗せて歌うというよりはまるで「言葉を話す」ように歌うものが多いですよね。

 

今回はそんな椎名林檎さんの凄さにも迫りつつ、新曲の歌詞考察も行なっていこうと思います。

 

それでは早速いきましょう!

 

 

椎名林檎とは?アーティスト?演出家?

 

まずは、椎名林檎さんというアーティストについて少しご紹介しておきます。

 

経歴は全部載せるととんでもない文字量なので大幅に削っています・・・。

 

椎名 林檎(しいな りんご、1978年11月25日)は、日本のシンガーソングライター。

 

有限会社黒猫堂所属。

 

レコードレーベルはEMI Records。

 

2004年から2012年まではロックバンド・東京事変のボーカリストとしても活動した。

 

2009年、平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞。

 

2017年12月、東京オリンピックの『4式典総合プランニングチーム』に選出。

 

リオオリンピック閉会式でのパフォーマンスの際には演出として参加していることがアナウンスされた。

 

実兄はシンガーソングライターの椎名純平。

 

叔父はイラストレーター、ブックデザイナーの辰巳四郎。

 

またその娘であるイラストレーターの藤森玲子とは従姉妹にあたる。

 

ウィキペディアより引用

 

紅白歌合戦には6度も出場し、数多くの楽曲がドラマや映画・CMなどに起用されています。

 

演出家としての才能もあり、リオオリンピック閉会式で日本が行なったパフォーマンスは大変好評でしたね。

 

また、GINZA SIXのテーマソングとして作られた「目抜き通り」という楽曲は「銀座そのもの」の魅力を存分に引き出した楽曲として人気です。

 

 

椎名林檎さんの代表曲をご紹介!

 

経歴紹介ではとても載せきれないので、ここで椎名林檎さんの有名楽曲をいくつかご紹介します!

 

歌舞伎町の女王

 

当時の「渋谷系」ブームへのカウンターパンチとも言えるこの楽曲は、椎名林檎さん自身が「新宿系」と表しています。

 

洋楽的なものへのブームに対する真っ向からの挑戦状とも言える「日本音楽」を宿らせたこの楽曲は、椎名林檎さんというアーティストを広く広めた1曲です。

 

ここでキスして

 

歌舞伎座の女王で作ったダーク・ヒロインのイメージは引き継ぎながらも愛する人に対しての可愛いわがままとして「ここでキスして」なんて言ってしまう。

 

綺麗で透明な愛を歌った純愛ソングです。

 

大ヒット曲なのでご存知の方もきっと多いことでしょう。

 

おとなの掟

 

2017年放送ドラマ「カルテット」主題歌ということで、こちらもご存知の方が多いでしょう。

 

作中で結成されたユニットが歌った曲のセルフカバーという位置付けです。

 

ドラマではタイトル通り四重奏に重きを置いているので椎名林檎さんが歌うバージョンでは歌詞は英詞になっており、まるで新しい曲を聴いているかのように錯覚します。

 

すでにある曲を、別の曲のように聞かせるってすごく大変なことだと思うんです。

 

でも、椎名林檎さんにかかれば何通りにだって化けてしまう。

 

そんな進化を見た気分になる曲です。

 

人生は夢だらけ

 

かんぽ生命のCMソングです。

 

CM内では高畑充希さんが歌っており、ミュージカル調の本曲はいつもの「椎名林檎さんらしさ」はあまり感じません。

 

この曲は女性賛歌・人生賛歌と評され、「傷つき、弱いけれども大丈夫」だと強く背中を押してもらっているようだと「ある種の癒し」を感じる方が多いです。

 

 

鶏と蛇と豚ってどんな曲?

 

では、お待たせいたしました!

 

今回フューチャーする「鶏と蛇と豚」について掘り下げていきましょう!

 

歌詞考察に入る前にこの楽曲が作られたバックストーリーから触れていきたいと思います。

 

この楽曲は「三毒史」という5年ぶりのオリジナルフルアルバムに収録されています。

 

三毒というのは仏教において克服しなくれはならない煩悩「貪り・怒り・愚かさ」を表しています。

 

「鳥と蛇と豚」はこのアルバム内のオープニングトラックとして収録され、アルバムの世界観を説明する役目を担っています。

 

歌詞から考察!!!!

 

では、早速歌詞の考察といきましょう!

 

歌詞全文はこちらからご確認くださいね。

 

今回は英詞なので、あくまでもひとつの捉え方としてご覧ください。

 

甘い蜜を覚えた

頬張りながら私はこれが瞬く間になくなってしまう事態を危ぶんだ。

自分が全てを平らげる前に、あらたな分を蓄えておくべき

 

これは、先程書いた「貪り」を表しているのでしょう。

 

食べれば、なくなる。なくなるのは嫌だ。そんな欲が見えますね。

 

口から蜜を溢れさせたまま奔走した。

十分な量を集めてきた上で私はー。

さらに貪り続けた。

すると俄かに吐き気を催しついに嘔吐した

 

「貪り」は止まらないのでしょう。

 

貪って、貪って、、、挙げ句の果てに「嘔吐」

 

吐き出したのは、「貪る」という欲そのものでは?

 

愛するのは自分だけ。

目で視て、耳で聴いて

鼻で嗅いで指で触れて

そして舌で味わった私の体験こそが、

何にも耐え難く尊いものである。

 

ここはどう捉えるのが良いのか迷ったのですが・・・。

 

幸せって、もっと欲しくなりませんか?

 

今この瞬間尊い!幸せって思っても、それでもう金輪際幸せなくてもいいとはならないじゃないですか。

 

なんというか、暗にそう言われてる気がするんです。

 

だから、愛するのは自分だけ、になるのかな、と。

 

今ある幸せでは満足せず、もっとくれよと怒りながらも、終わらない幸せ探しをしているのが欲にまみれた人間なのだ、と。

 

ちなみに、タイトルの鶏と蛇と豚についても少し考えてみました。

 

鶏も蛇も豚も、仏教においての「三毒」を表しています。

 

これ、順番も結構重要なんです。

 

鶏は、延々と求め続けること(=貪る)の象徴

 

蛇は、怒りの感情の象徴

 

豚は、学を持たないこと(=愚かさ)の象徴

 

この三毒って、ループしてるのわかります?

 

3番目の豚が学を持たない(=今ある状況に疑問を持たない)ので、最初の鶏に戻って延々と求め続けるんです。

 

そして、手に入らないことに怒るのが真ん中の蛇です。

 

これを、お経から始まる楽曲で英詞で表現するという手法をとった椎名林檎さんのセンスと表現力に脱帽するしかありません・・・。

 

ミュージックビデオには、この3匹の動物を表すダンサーさんが出てきます。

 

ミュージックビデオの映像を見つつ、歌詞を眺めたり椎名林檎さんの解説を読むのも新しい解釈が得られるかもしれませんよ。

 

椎名林檎さんの楽曲解説はこちらからどうぞ。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

椎名林檎さんの経歴や代表曲とともに、最新アルバムから「鶏と蛇と豚」にフォーカスを当ててみました。

 

解釈が難しい曲ではありますが、とても魅力的なことは間違いありません。

 

また、聴き手がどんな解釈をしようとも「正解・不正解」が無いのが音楽です。

 

ぜひ、みなさん独自の解釈を見つけてきてくださいね。

 

以上、椎名林檎さん最新アルバムより「鶏と蛇と豚」の歌詞考察でした!