防災に対する意識が東日本大震災から非常に高まり、いろんな方々がいろんな対策を講じる時代になりました。
今回はそんな人たちのために今一度家庭でできる防災対策法を紹介して参ります。
今一度、自分がやっている備えが正しいのか、万全なのかを確認するために要点をチェックしていきましょう。
目次
①家具の置き方を工夫すること
まずは生死に関わるけど意識をおろそかにしている可能性の高い部分からチェックしていきましょう。
いくつか該当する物がありますが、最も意識してもらいたいのは家具の置き方やどのような家具を設置するのかです。
大きな地震や突風が発生したときに、家具が倒れてしまうと最悪下敷きになって動けなくなり、逃げ遅れて火災に巻き込まれるという最悪のパターンもありますので、家具の配置には絶対に気をつけてください。
家具をそろえた後にダイシンや東急ハンズのようなお店で留め具や心張り棒を購入して倒れないようにすることも非常に大切です。
開き戸がある家具には地震で空かないように留め金をセットするのも有効でしょう。
危険な家具は置かないのも正解
とりあえず、購入した家具は心張り棒や留め具や留め金やストッパーを使えば倒れる可能性がグッと減りますし、危険性も下がります。
ただし、そのような震災対策グッズを使っても倒れてしまうケースはやっぱりありますので、高確率でいる部屋に倒れる可能性の高い家具を配置するのは避けるといった対策も重要でしょう。
それか倒れたとしても絶対に自分を下敷きにしないような配置にするといった工夫が必要になります。
②ライフラインが止まった時の備えをする
防災に対する考え方で絶対に持っていただきたいものは「ライフラインがストップしたときにどうするか」です。
水道や電気が完全にストップした状況でどのような行動ができるのかが、災害が発生したときに非常に重要になりますので、ここでの選択肢が増えるような備えをすることが非常に重要になります。
実際に何らかのライフラインがストップする規模の震災に遭われた方は、備えに対する重要性の高さは身にしみてわかっていることでしょう。
飲み物や食べ物や生活必需品
必要になるのは保存が利く飲み物や食べ物、そして生活必需品です。
大規模災害時には最低でも1週間分の備蓄が望ましいと言われていますが、1週間分の非常食や飲料水を用意するのは実は結構大変なので、意識して集めてみましょう。
また、トイレットペーパーやティッシュペーパー、マッチやろうそくやカセットコンロといった普段使わないor大量には用意しない物でもライフラインが全滅しているときは非常に役立つ大量に使うアイテムに早変わりしてしまうので、意識してためておくと良いでしょう。
トイレットペーパーやティッシュペーパーなどは賞味期限はありませんので、大量にためておいても問題は無いのです。
手回し充電ラジオやソーラー充電器を用意する
何かあったときにラジオを用意している人も多いのですが、そのラジオはほとんどが電池式のものとなっているパターンが多いので、できれば手回し式のような電池がなくても動かせるものに切り替えておきましょう。
震災が発生して急遽逃げなければいけない状況になると、電池を災害用のグッズに入れていないと持っていかないパターンもあるので、ラジオが機能しなくなるケースも多いのです。
また、電気がないとスマートフォンが動かせなくなるので充電させることができるソーラー式充電器も必ず用意してください。
③災害時に外に出た時の準備もする
ライフラインが完全にストップして、自宅が倒壊及び住める状況ではなくなってしまったという人は、外に出たときのための備えも重要になってきます。
この備えというのは必要な物がありすぎるので準備するのもちょっと大変なのです。
そこで、何かあったときのために役立つ備えについて、そして決めごとについても記載して参ります。
防災セットを購入するのも正解
防災にまつわるグッズはものすごい数がありますので、選ぶのも非常に大変です。
「とりあえず防災グッズを用意したいけど何を選べば良いのかわからない」という人は、防災グッズがセットになっている「防災セット」を購入すると良いでしょう。
必要なアイテムが全部揃っているので、迷ったらその防災セットを購入するのが正解です。
ただし、中に何が入っているのか全くわからないと購入しても宝の持ち腐れになってしまうパターンもあるので、何が入っているのかの確認だけはしてください。
家族がバラバラになった時の集合場所を決める
震災というのはどの時間帯に発生するのかわからないので、何かあった時の決めごととして集合場所を決めておくことも重要です。
皆が働いている家庭ではそれぞれが仕事場にいるので絶対にバラバラになります。
そこで、電車もストップして車移動もほとんどできない状態になり、電話も通じない状態で、家も倒壊していると集合することすら困難になります。
なので、震災が発生したときに集合できる場所のリサーチとその情報の周知を徹底的に行ってください。
家庭で出来る防災対策方法まとめ
防災や震災対策というのは非常に多岐にわたりますので、何から手をつけたら良いのかわからないという人もいます。
しかし、そのまま手つかずでは何かあったときに致命傷となってしまいますので、できる事柄から片付けていきましょう。
今では防災セットのような役立つグッズも売っていますので、それらをうまく使って備えを万全な物にしてください。