松本人志が仕掛けるAmazonプライムビデオのオリジナル作品「FREEZE(フリーズ)」が19日に配信開始されました。
予告されてるときから気になってたんで見てみましたが、
所感としてはドキュメンタルほどの濃さはないけど面白い。という感想です。
とうとう最終回まで来ましたね!
ネタバレは極力していないので良かったらこちらも御覧ください!
こちらから見ることが出来ます!
フリーズを見た感想
フリーズの企画の意図はとても哲学的だなぁというふうに感じました。
松本さんは
「何もしないことが一番面白い」
「最弱こそ最強」
「世界で一番面白い人は実は2番めくらいに面白くて、ホントに1番面白い人は何もしない人」
と仰っていました。
これは要するに、意図なき笑いが意図された笑いより面白いという考えが根底にあるのではないかと思います。
実際キャスティングされたメンバーも意図して笑いととっていかないけど素にが面白い人たちが集められている気がします。
笑いを理詰めで詰めていって、タイミングや言い方やセンスを極めていく方向性に真逆で、その人が持って生まれた独特の間が一番おもしろい。というメッセージなのでしょうか。
これは、キャスティングがとても重要になるなと思いました。
フリーズを見て残る3つの違和感
①企画の性質上限度の設定が難しい。
松本率いる仕掛ける側と、仕掛けられる側という対立が出来ると思うのですが、
この構図って少し危険な構図じゃないですか笑(考え過ぎなんですが笑)
要は企画側のさじ加減で危険な仕掛けも出来てしまうってことですよね。
本編でフジモンが「金持ちの道楽やんけ!」っていうスゲー的を得たツッコミがあったと思うんですが、これがその危険なニオイを表していると思います。そしてその危険なニオイを嫌うひとって絶対多いと思う笑
ですので、この企画を心の底から笑えるには、この危険なニオイを払拭出来ないといけない気がするんですよね。
それは必ずしも安全にする、守った企画をするっていう意味ではなくて、視聴側に最低ベースの「生理的な気持ち悪さ」を抱かせないかっていうところのバランスだと思います。
まぁ視聴者の誰を対象にしてるかが最終的な判断になると思いますが、
若干ドキュメンタルほどの影響力はないかもっという印象です。
②ゲーム性が機能しずらい
ドキュメンタルは完全に笑わすと勝ち、笑うと負け
という判断基準が明確じゃないですか、
ぁ!あいつ笑った!
っていう判断てまぁ腹落ちするレベルなんですよね。(それでも曖昧ですが)
しかも、一発退場じゃないので、その曖昧な判断も
「まぁ、イエローカードくらいなら」っていう心理的な逃げ道があるんですが、
今回の判断基準は「動いたら負け」
ということなんですが、その判断はドキュメンタルと同様松本さんがします。
でもこの動いたら負けっていう判断ってめっちゃ難しいんですよ笑
だって全員ほぼ動いてますからね笑
今回も、個人的には◯◯より◯◯のほうが動いたと思いましたしね
(一応ネタバレ考慮)
そして、なにより判断が下ったら一発退場というのがちょっと、心理的な逃げ道がなくて
「俺はそうは思わない!!」っていう声がドキュメンタルより強く上がりそうなんですよ。
ですので、ここでも違和感が残ったまま番組を見ることになりそう。
何か明確な判断基準があったほうがいいと思いますけどね。
心拍数でモニタリングするっていうのはめっちゃ面白いと思うんで、
各タレントさんの後ろに、今の心拍数とビビリ度合いを常に表示しておくとかも面白いかも、
そうすることで「心拍数は上がってる割には動きが少なかったな」っていう判断基準の逃げ道が少し出来る気がする(それでもまだ難しいですけどね)
もしくは、タレントさんの両サイドに2センチくらいの隙間越しの壁を作って、動いてその壁に当たると電流が走るとか笑
これだと判断基準が明確なんでより笑いの方に集中できる気がします。
(やってること鬼畜ですけどね笑)
③コスパ悪い
ドキュメンタルってコスパめっちゃいいんですよね笑
芸人達を閉じ込めるだけですもんねw
でも今回は毎回企画しないと行けないから大変そう。
(こういう発想がよくないのかとも思うけど笑 大切なのはコスパではなく面白さだ!といわれたらそのとおりなんですが、面白さが同じならコスパいいほうが制作側からしても嬉しいですしね)
でも逆にいうと企画のさじ加減で番組をコントロールしやすいっていうのはメリットかもですね。ちょっと感動要素とか、やらしい要素とかも意図的に入れ込めそうですし
まとめ
ちょっと批判っぽいテイストになってしまいましたが、笑いましたし面白いと思います!!
続きが楽しみですね。
(タレントさん恥ずかしい写真が少しずつ見えてくるっていう我慢するやつとか見てみたい笑)
ぜひ見てみてくださいな!
こちらもよかったら御覧ください!



