最近話題になっている宇宙軍ですが、実際にどういうものなのかを調べてみました。
宇宙軍と聞くとSFの世界のような、まるでアベンジャーズのような印象を受けますよね!
実際にどういう目的で作られるのか、ささやかれている陰謀など是非ご覧ください
目次
宇宙軍の概要
宇宙軍の創設は、空軍などの一部に宇宙の専門部隊を作るという話ではなく、陸海空軍などと並ぶ4つめの新たな軍を作るという想像を超えた計画だった。
陸海空宙の軍隊になるってことですかね!なんかカッコいいなぁー
ペンス副大統領の発表によると
- 「宇宙軍」は、陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊に次ぐ6番目の「軍」になる。
- 2020年の創設を目指す。
- 創設の進行を統括するアドバイザー役として、国防省内に宇宙防衛次官補職を置く。同職は民間から登用する。
- 第一段階として、年内に国防総省内に「宇宙司令部」を置く。
とされている。かなり話は現実味を帯びていることが分かる。
宇宙軍はいつ創設?
まだ具体的な日にちが決まっているわけではないが、ペンス副大統領もトランプ大統領も早くて2020年までには創設すると言っている。
東京オリンピックが開催されるまでに宇宙軍が開設されるなんてことが実際に有り得そう。
宇宙軍の目的
宇宙軍と聞くと、宇宙人の侵略に対する抵抗としての軍隊という印象をはじめは受けたが、どうやら違うらしい。
基本的には、国内のロシアや中国からの攻撃に備えて宇宙の覇権を握るために宇宙群を創設するということになっている。
米軍では衛星を使った通信や位置情報システム、ミサイル警戒など宇宙空間の軍事利用は、空軍を中心として各軍がそれぞれ担当部署を持つ。
しかし、宇宙軍は各軍から宇宙部門を切り離して統合し、空軍とは別の同格の軍にするとみられる。この事により敵対国に対するアピールと、独自の判断で動けるので機動力があがると思われる。(要は宇宙を通しての通信やミサイルによる脅威が高まってるから指示系統を分けて置こうよってことかな。)
紹介されている国内の脅威は3つ
2007年に中国が行った衛星破壊(ASAT)実験
これは中国が老朽化した人工衛星を地上から発射したミサイルで破壊するという実験で、中国は有事の際に敵国のGPS衛星や偵察衛星などを撃墜する能力を持っている、ということをアピールすることとなった。
人工衛星を地上からピンポイントで破壊って凄いな、、、
中国は2010年、2013年にもこうしたASAT実験を行ったらしく、その能力を確立したとされ、アメリカにとって脅威になっている。
中国やロシアが開発しているマッハ5を越える超音速ミサイルの存在
これは弾道ミサイルとは異なり、このミサイルは一度宇宙空間に向けて発射!!
その後超音速で滑空するため、通常のミサイル防衛システムでは迎撃できないと考えられている。
つまり宇宙空間でこれらのミサイルを迎撃するのが最適な防衛とされており、ここでも宇宙空間の技術が要求されている。
中国が進めている月面探査のプロジェクト
近く月の裏側に探査機を着陸させると見られている。
月の裏側は地球とは逆の向きにあって、地上と通信するためには、通信を中継する衛星が必要とわれているが、中国はこれをすでに打ち上げているらしい。
トランプ政権も有人月探査を目指しており、将来的には月面における支配権をめぐる競争が起きる可能性があると考えられている。
これらの理由からいち早く宇宙の覇権を握る必要があり、そのために宇宙軍を創設すると言っている。
つまりこれは、他国に対するアピールで、「我々は宇宙の覇権を握る」と宣言しているようなものだと言われている。
宇宙軍の陰謀説
軍需産業拡大説
軍需産業とは、軍に必要な兵器や部品を製造し、販売する軍事専門の産業のこと。トランプ大統領が宇宙「軍」を創設するということは、もちろんそのための需要が出てくるということ。
となると、トランプ大統領が語る経済発展に大きな進展が見込めることになる。
なぜなら軍需産業が宇宙に手を伸ばせば、アメリカに莫大な利益を生む構図ができます。
膨大に広がる宇宙にスペースコロニーや地球型宇宙船、宇宙基地を設ければ、その利益は計り知れまないという。
宇宙人に対抗するための設立説
表向きでは、中国やロシアに対抗するための、宇宙の覇権を握る必要があると、言っているが、実はすでに宇宙人から交渉が入っており、近々宇宙人と戦いが起こる可能性がある。
そのために宇宙軍を設立し、対抗しようとしている説。
このように色んな噂が絶えない宇宙軍。2020年まではあと2年。
何が起きるかはもうすぐわかることになるでしょう。
宇宙軍の支持率は?
CNNの発表によると(https://www.cnn.co.jp/)
ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領が6月に打ち出した「米宇宙軍」創設の構想について、CNNが実施した最新世論調査で、国民の過半数に支持されていないことが分かった。
過半数が反対しているとのこと。
実数は米国民の55%が「支持しない」と回答。「支持する」は37%にとどまったとのこと。
確かに、得体も知れない宇宙軍。急に創設するって言われてもすぐに賛成するのは難しそうだ。