子供が寝たまま起きなくなる生存放棄症候群!?
そんな言葉が目に止まって、「どゆこと?」って気になったんで
わかりやすく解説します!
生存放棄症候群の症状は?
生存放棄症候群は別名「Resignation Syndrome(あきらめ症候群、生存放棄症候群)」とも言うようです。
どんな症状かというと
- 寝たまま起きない
- 食事をとらない
- 話さない
- 歩かない
- 目を開けない
といった生きていくのに必要な行動を放棄してしまう症状のようです。
特に症状がひどいのが、寝たまま起きなくなる状態のようです。
生存放棄症候群の発症原因は?
この生存放棄症候群なのですが、発症が確認されてる国はスウェーデンだけになっています。
さらにこの症状は亡命を望む家族の子どもにだけ発生するという特徴があるとのことです。
- ショッキングな出来事を経験した子供
- 両親に対する激しい暴力を見た子供
- 家族が深刻で不安定な環境から逃れてきたりした経験を持つ子供
がこの症状になるとされています。
症候群のメカニズムは実はまだ分かっていないのですが、不安定な環境から脱することで症状から回復するという事例は確認されているとのことです。
どうやら、ナチスのホロコーストでもあきらめ症候群と同様の病気が確認されていたとのことなのですが、
近年では、スウェーデン以外ではあきらめ症候群が発生した例はないそうで、なぜスウェーデンでのみ発生しているのかは明らかにはなっていないらしいです。
生存放棄症候群の発症原因は?
スウェーデンの全国保険委員会の調査によると、2015年から2016年には169件が確認されています。
過去10年間にあきらめ症候群の子どもの数は減っているとのことです。
また、1998年に初めてあきらめ症候群が発見されると、その報告後に同じ地域にあきらめ症候群の子どもが増えたことが観察されているという話があることから、あきらめ症候群は「感染」する可能性があるという意見もあるそうです。
極度の心理的なストレスが原因で起きているであろうこの症状ですが、国の政治問題が大きく絡んでいました。
安全を求める欲求の中で、住む家やアイデンティは必要なものだと思われます。
一刻も早く彼らや彼女が安心して、二度寝出来るような環境になってほしいかぎりです。