今回は「見やすい文章を書く方法」をお教えします。(´・ω・`)
サイトを初めてすぐの頃は、いい文章が書けずに悶々としてたんですよね・・・
そんな状態から抜け出したくて、数十冊の書籍を読み漁り、検証していくなかで共通する要素があることに気が付いたんですよ。
そしてその要素を取り入れることで明らかに数値に差が出てきたんです。
しかも、文章を書くスピードもすげー早くなりました!
もっと早く知ってたらと反省し、、、3年前の自分に読ませたい内容という裏テーマを設定してその方法をまとめることにしました。
今回は4部構成にしました。
準備編 | この記事! |
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実践編 | https://www.kansaiben.jp/2018/08/17/1176/ |
推敲編 | 作成中 |
記事作成の5つのSTEP | 作成中 |
「準備編」では文章を書くのに必要な事前知識や、事前準備について書かれています。
「実践編」では実際に文章を書く際に注意すべきテクニックを書いています。
「推敲編」では一度作成した文章を推敲する際のテクニックを書いています。
「記事作成の5つのSTEP」では学んだことを活かして実際に文章を作成する工程を5つのステップとしてまとめました。
少なくとも本数冊分くらいの価値はあると自負してます。(どや顔です)
無駄な本を買うくらいなら、今から教えることを徹底して実践するだけで問題ないかと。
(一応、本文の最後にその中でもオススメの書籍を紹介してます!)
特に、初心者のWEBライター、ブロガー向けの内容となっておりますので、小説や論文を書きたいという方は対象外です。時間の無駄ですので見なくていいと思います!
- ブログを書き始めて何を書いたら良いかわからない方
- ブログの滞在時間が短くて悩んでいる方
- サイトのコンバージョン率がなかなか上がらない方
- (対象外)小説や論文を上手く書きたい方
文章の書き方を知らない人が多い
文章が上手く書けない理由は明確です!
それは書き方の公式を知らないからです。(今まで習ってこなかったんですよねぇ、、、あんだけ国語の時間あったのに、、、)
「思うように文章が書けない」という声をよく聞くんですが、逆に聞きます。
いきなり高校生が微分を解けます?
公式を知らないと無理ですよね?
文章も全く同じです。
あなたは今、公式を知らずに微分を解こうとしている状態です。
そりゃ書けないよね!って話です!
文章を書くのは手段であってゴールではないです。
手段はテクニックなので、知識と練習で確実に上達します。
その知識を知らない人があまりにも多いんですよ。
理由は、公式を知らなくてもそれなりの文章が書けるからです。
それだと真に価値がある文章は書けないですよね。
次項では、その公式をまとめたものを紹介していきます。
公式を知って実際に文章を書いて練習すれば、どんなに国語力に自信が無い方でも、誰かに価値のある文章を書くことが必ず出来ます。
文章を書くこととは?
文章は情報の伝達手段であり、その先に目的があります。(まずこの意識は持っておいてください!)
書き始める前に文章を書く目的を知ることが大切です。
それは相手に何かアクションを起さすことです。
つまり「何を誰にどうやって伝えその結果どんなアクションを起させたいのか」を決めることから全てが始まります。
正直、一般的なノウハウ本などでは、「どうやって」の部分が強調されることが多いです。
実際に「どうやって書くか?」というのは重要だけど、それだと右腕の筋肉だけを筋トレしてる状態と同じです。(目的があって初めて効果的なトレーニングが出来るんです。)
なぜ筋トレをするのか?の部分がないと、悲しきモンスターになってしまいますよ
- 文章を書く目的は相手に何かアクションを起さすこと
文章を書く前の準備
それでは実際に文章を書き始める前の準備を説明します。
「何を」伝えたいかを決める
これはテーマ選びと同じです。
実はこれがあんまり言われてないんですが、テーマはざっくりで良いです。
テーマは4つしかないです。
- 自分が気になった事実
- 自分が感じた疑問
- 自分が実現したい欲望
- 自分が経験した体験
この4つから選ぶだけなんで簡単じゃないです?
もし書くことに迷った場合、それぞれ箇条書きでいいんで3ずつ書いてみてください、3分もあれば出てきますよ!
①から順番にテーマは決めやすいです、逆に④から順にテーマの価値が高い傾向があります。
事実
- 前田敦子が結婚した
- 暑い
- 災害多い
疑問
- なんでこんなに暑いねん
- なんで文章が下手なんやろ
- なんで生きてるんやろ?
欲望
- テレビが欲しい!
- 文章をうまくかけるようになりたい!
- 幸せになりたい!
体験
- フジロックフェスに行った!
- 文章に関する書籍を30冊よんだ!
- たびに出た!
テーマが決まったら
誰に何を伝えてその結果どんなアクションを起させたいかを決めます。
断言します、この誰にを何を伝えてどんなアクションを起させたいかを考えて作られてる文章はめちゃくちゃ少ないです。
逆にいうとこれを明確に文章を書くだけで、確実に頭1つ抜けます。
- テーマ選びはざっくりでOK
- テーマは「自分が気になった事実」「自分が感じた疑問」「自分が実現したい欲望」「自分が経験した体験」の4つ
「誰に」伝えたいかを決める
次に誰に伝えたいかを決めます。
「誰に」が明確なほど、文章は力を持ちます。
例えば、ラブレターを例に見てみます。
- 「吉田さん、俺は初めてあなたに合った時から好きです。付き合ってください」
- 「全人類の女性さん、まだ会ったことも無いですが好きです!。付き合ってください」
100%吉田さんに書く文章のほうが伝わりやすいですよね?笑(伝わった結果付き合えるかどうかは別ですけどね…)
極端にいえばこれくらい文章の温度に違いが出ます。
だから熱量たかく文章を書くには、「誰に」を明確にしてください!
そして、これは初心者さんに向けた説明なので、「誰に」は次の2つだと思って間違いないです。
- 過去の自分に
- 特定の”誰か知り合い”に
です。
例えば、この文章は3年前の自分に向けて書いてます。
3年前の自分っていうのは、
- SNSを始めたけどリアクション薄い。
- プレゼンがなかなか通らない
- 何をアウトプットしてもリアクションない。
こんな状態です。。。(ちょっと僕の場合ひどすぎますけどね笑)
もし、過去の自分に伝えたいテーマがない場合は、特定の友達だれかを想定して書きましょう。
例えば、私の場合だったら邦楽のロックが好きな友達がいるんですが、そいつをフェスに誘うためにフェスの魅力を書くとかです。
- 「誰に伝えるか」を明確にすること
- はじめは「過去の自分に」か「特定の”誰か知り合い”に」向けて書く
「何を伝えてどんなアクションを起させたいか」を決める
次に何を伝えてどんなアクションを起させたいか?を決めます。
ここでのポイントはどんなアクションを起させたいか?です。
文章をかく目的はズバリ「相手に何かアクションを促す」ためでしたよね?
この部分が弱いと、文章の熱量が減ります。
ラブレターの場合だとわかりやすくて、
- 「好きです付き合ってください」→付き合うかどうかの返答を促す
- 「好きです」→だから何?ってなる。
この違いです。
(流石に「好きです」って伝えたら、暗黙の了解で分かるような気もしますけど、、、)
もっというと
「好きです。明日の放課後体育館の裏で待っててください。」
のほうが、アクションがわかりやすくないです?
ちょっと例が微妙ですが、ここで言いたいのは「相手にどんなアクションを促すかを想定して文章を書く」ことでより具体性が増して文章が伝わりやすくなるということです。
そして、これが決まると「何を」伝えたいかが決まります。
これが正直文章を書く根底の主張の部分になります。
要は一番大事です!!!!!!
「どんなアクションを促したいのか」「何を伝えたいのか」はどちらから考えてもいいですが、この問を行き来して具体性を上げていくことが重要です。
例えばテーマが「3年前の自分に就活の攻略法を教えたい」っていうテーマから始まった場合。
何を伝えたいか?
- エントリーシートの書き方
- 面接の心構え
どんなアクションを促したいか?
エントリーシートの書き方を伝えるには
- 自分の価値を明確にした文章を書く
- 論理構造を明確にわかりやすい文章を書く
自分の価値を明確にした文章を欠かすために、何を伝えたいか?
- 自分の強みを明確にするフレームワーク
- 起業の要求と自分の強みをマッチさせる方法
というふうに「どんなアクションを促したいのか」「何を伝えたいのか」を行き来することでより、具体性が増して、伝わりやすい文章になります。
ここまで決まって初めて「どうやって」伝えるかを決める段階に入ります。
文章がメキメキと上手くかける技術①準備編は以上になります。
次回は「どうやって」伝えるか?を説明した文章がメキメキと上手くかける技術②実践編を紹介します!
- どんなアクションを起さすことを目的にしてるかを明確にすること
- 「何を」伝えて「どんなアクションを促したいか」はどちらから決めても良いが、お互いを行き来してより具体性を上げていくことが重要
オススメの書籍の紹介
今回まとめるにあたって、参考になった書籍をいくつか紹介します!
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
↑オススメポイント!
実際に大手メディアの「コミックナタリー」を立ち上げた唐木さんの本。研修用のノウハウをまとめたやつだけに、めちゃくちゃ分かりやすい!
特に、文章に対して誠実に接する姿勢が文体から滲み出てるの!!
↑オススメポイント!
あの名著「嫌われる勇気」を書いた古賀さんの本。
正直、こんな講義を学生の時に受けれてたら、、、
文章を「リズム」と捉えてる独自の始点はメッチャ参考になる。
↑オススメポイント!
出版社やフリーライターの経験から「うまく」「はやく」文章が書ける方法を紹介。
正直、上の本2つ読んだら、文章の書き方に関しては参考にはならないけど、情報を集めるためのアンテナの貼り方に関してはオススメ!