わかりやすく解説

ストーカーのタイプ/目的別の心理特徴を見るとある2つの共通する特徴があった。

 

よくニュースでストーカー事件を目にするんだけど

明らかに「異常」な行為をなんでしてしまうんやろう?

 

 

最悪、殺人や自殺までエスカレートするケースも少なくないし。

ちょっその「ストーカー」の心理を考察していこうと思う。

 

 

ストーカーの心理特徴の分類とか各ストキーング行為の目的別の心理状態とか

表面的ではあるが、その心理特徴の異常性が分かると思う。

 

 

そしてそれらに共通するある2つの特徴があった。

 

ストーカーとは

 

ストーカーはもともと英語で「stalker」って表記して

「つきまとう人(行為)」っていう意味になるとのこと

 

 

芸能人や著名人を「追っかける」こともストーカーって言うらしいねんけど

最近の使い方は犯罪につながる迷惑な行為っていうニュアンスが強いと思う。

 

 

日本における刑法

 

日本でのストーカーに対する刑法はストーカー規制法っていうのがあるんだけど

実はこのストーカー規制法が制定される2000年までは、ストーカー行為がエスカレートとして明らかに軽犯罪法違反、名誉毀損罪や脅迫罪に抵触してないと取り締まることが出来なかったねんて。

 

 

このストーカー規制法のおかげで

ストーカー行為について必要な規制を行うとともに、その相手方(被害者)に対する援助の措置等が出来るようになったらしい。

 

 

ストーカー規制法の説明

 

ストーカー規制法は

  1. 「つきまとい等」
  2. 「ストーカー行為」

 

この2つを規制対象にしてるんだけど、この2つがちょっとわかりにくいからまとめると

つきまとい等以下の8つのパターンに類型化された行為

  • (1号)つきまとい・待ち伏せ等
  • (2号)監視していると告げる行為
  • (3号)面会・交際の要求
  • (4号)乱暴な言動
  • (5号)無言電話・連続電話
  • (6号)汚物等の送付
  • (7号)名誉を害する行為
  • (8号)性的羞恥心を害する行為
ストーカー行為同一の者に対し上記の「つきまとい等の行為」を繰り返して行うこと

ということになるとのこと。

 

つきまとい行為をそれぞれ具体的にまとめると

(参照:警視庁HP http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/)

 

(1号)つきまとい・待ち伏せ等

  • あなたを尾行し、つきまとう。
  • あなたの行動先(通勤途中、外出先等)で待ち伏せする。
  • あなたの進路に立ちふさがる。
  • あなたの自宅や職場、学校等の付近で見張りをする。
  • あなたの自宅や職場、学校等に押し掛ける。
  • あなたの自宅や職場、学校等の付近をみだりにうろつく。

 

(2号)監視していると告げる行為

  • あなたの行動や服装等を電子メールや電話で告げる。
  • 「お前をいつも監視しているぞ」等と監視していることを告げる。
  • あなたが帰宅した直後に「お帰りなさい」等と電話する。
  • あなたがよくアクセスするインターネット上の掲示板に、上記の内容等の書き込みを行う。

 

(3号)面会・交際の要求

  • 面会や交際、復縁等義務のないことをあなたに求める。
  • 贈り物を受け取るように要求する。

 

(4号)乱暴な言動

  • あなたに、大声で「バカヤロー」等と怒鳴る。
  • 「コノヤロー」等の粗暴な内容のメールを送信する。
  • あなたの家の前で、車のクラクションを鳴らしたりする。

 

(5号)無言電話・連続電話

  • あなたに電話をかけてくるが、何も告げない。(無言電話)
  • あなたが拒否しているにもかかわらず、携帯電話や会社、自宅に何度も電話をかけてくる。
  • あなたが拒否しているにもかかわらず、何度もファクシミリや電子メール・SNS等を送信してくる。

 

(6号)汚物等の送付

  • 汚物や動物の死体等、あなたに不快感や嫌悪感を与えるものを自宅や職場等に送り付ける。

 

(7号)名誉を害する行為

  • あなたを中傷したり名誉を傷付けるような内容を告げたりメールを送るなどする。

 

(8号)性的羞恥心を害する行為

  • わいせつな写真を、あなたの自宅等に送り付ける。
  • 電話や手紙で、卑わいな言葉を告げ恥しめようとする。

 

 

になるとのこと。

もしこれらの行為を受けていて、それが連続して数回以上くりかえされるなら確実に相談したほうが良いと思う。

 

 

相談相手はまずは信頼できる人に相談して、その後に実際に警察に相談するパターンが多いんじゃないかと

手遅れになる前に護る体制を整えたほうがいい。

相談に乗った側も、重く受け止めて行動に移したほうが良いと思う。

 

 

ここまでのまとめ
  • ストーカー規制法は2000年に制定
  • ストーカー規制法によりストーカー行為について必要な規制を行うとともに、その相手方(被害者)に対する援助の措置等が出来るようになった
  • ストーカー規制法は「つきまとい等」「ストーカー行為」を規制の対象とする
  • 「つきまとい等」は8パターンの行動分類がある
  • 「ストーカー行為」は「つきまとい等」を同一人物に対して繰り返し行うこと

 

 

ストーカーの心理分類

 

代表的なストーカーの心理特徴の分類を紹介する。

 

ミューレン医師による分類(男性のストーカーに多く見られる心理的な特徴)

親密追求型

相手と相思相愛になることを強く願い、一方的に自分の好意を押し付けるストーキングをするタイプ。

相手が理想の女性であると妄信的に考え、自分の孤独などの負の感情を救ってくれるのは、相手しかいないと考えています。

「恋愛関係にない」とか「会うことはできない」といった説得は妄想に合わせて、”なぜ愛し合っているのに、会えないのだろう。誰かに反対されてるのだろうか”などと都合よく解釈するのが特徴。

無資格型

人格障害などの精神疾患を患っており、人間関係において相手の立場に立って物事を見ることが苦手で相手の立場を考えずに、自分の欲求をぶつけるためにストーキングするタイプ。

一番危険なのはサイコパス的な無資格型で、被害者に対して一方的な求愛行動を繰り返し、見返りがないと攻撃に転化する。

罪悪感を全く感じていないのが特徴で、相手は自分の欲求に応えるべきだと考えてる。

憎悪型

ほとんど知らない人や親しくない人に対し、恐怖や混乱させることを目的にストーキングするタイプ。

鬱憤やストレスを溜めやすくちょっとしたきっかけで不満を爆発させ、被害者に対して嫌がらせを始める。

苦しむのを見たり想像することでストレスの発散を対象者にぶつけ満足を覚える。

被害者はなぜ嫌がらせを受けているのかわからないことも多い。

拒絶型

元交際相手、元配偶者などをストーキングするタイプ。

相手から別れを切り出されたことをきっかけに開始されることが多い。プライドが高く、別れを切り出されたことでプライドが傷つき、これに対する報復の感情が動機の一つとなる。

「執着心」「被害者意識」が主な心理背景になる。

拒絶型はストーカーの中で最も危険なタイプで、傷害やレイプ、場合によっては殺人のような凶悪事件に発展する場合がある。

 

福島章医師による分類

精神病系精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行う。

自分と無関係の、スターにつきまとうようなタイプが多い。

ストーカーの人の0.5%がこれに当たるので数は少ない。

パラノイド系妄想によりストーキングを行うが、妄想の部分以外は正常で、言動は論理的で、行動は緻密であることが多い。

現実の恋愛関係の挫折によるつきまとい行為もあるが、現実には自身と無関係の相手につきまとうタイプが多い。

ボーダーライン系性格は外交的・社交的で、「『孤独を避けるための気違いじみた努力』が特徴」で、病気ではなく、人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプ。

人間関係は濃く、相手を支配しようとするところに特徴がある。

ナルシスト系自信・自負心が強く、拒絶した相手にストーキングするものが多い。

行動的な分類からは『挫折愛タイプ』に属するものが多い。

サイコパス系被愛妄想を持つ(相手が自分を好きであると信じる)のではなく、自分の感情・欲望を相手の感情と無関係に一方的に押し付けるタイプ。

性欲を満たすための道具として相手を支配するものが多い。いわゆるサイコパスにあたる。

 

個人的にはミューレン医師による分類の方がシックリくる。

精神病系っていうのは難しくて、この場合全部精神病なきもするし

 

 

若干似てるところもあるけど、これが有名な心理特徴の分類にあたる。

 

次は、実際にストーカー気質な人の行動の特徴をまとめる

 

ストーカーになりうる人の特徴

 

  1. 思い込みが激しい
  2. 人の意見を聞かない
  3. 自分に自信がない
  4. 女々しい
  5. 執着心が強い
  6. 基本的にモテない
  7. かまってちゃんの寂しがり屋
  8. 融通が利かない頑固な性格
  9. 愛情に飢えている
  10. プライドが高すぎる
  11. なんでも人のせいにする
  12. 友達が少ない
  13. 精神的に成熟していない
  14. 独占欲が強い
  15. 子供っぽい
  16. 嫉妬深い
  17. 連絡がマメ
  18. ナルシスト
  19. 嘘つき
  20. 自己中心的な考え

 

 

もし自分自身や身の回りの人に思い当たるところが多ければ要注意。

 

 

ストーカーの心理状態の考察

 

まずストーカー行為をする目的を5つに分けてそれぞれの心理状態を考察してみる。

 

  1. 見るため
  2. 見護るため
  3. 思いを伝えるため
  4. 振り向かすため
  5. 危害を加えるため

 

見るため

 

ただ見ているだけで満足したり興奮を覚えたりしている段階。

「あの子何してるかな?」って思う気持ちは誰でもあると思うけど、その衝動を抑えきれずに行動に出てしまう状態。

 

 

正直ここの正常と異常の線引きは難しいような気もする。

例えばコンビニの店員で可愛い/カッコいい人がいたとして、その人に会いに行くためにコンビニに通うっていう行為は、ギリギリセーフな気もするし、でも相手が明らかに嫌がってたらアウトなきもするし。

 

 

自分の行為に対して明らかに嫌がってるのにもかかわらず続けてしまうとストーカーに発展してしまうんだと思う。

 

 

普通の思考なら、「こんなに会いに行ったら嫌がられるかな?」とか「ばれないかな?」とかになると思うんだけど、異常の場合は相手がどう思おうが関係なくミューレン医師による分類の無資格型になるのかなと。

 

なので、ここでは単純に「みたい」っていう欲求しかなくて、それ以上でもそれ以外でも無く異常な執着が全ての出発点になる。

 

見護るため

 

見護るためのストキーングは相手との関係性に大きく関わってくると思う。

まずお互いに認識もない段階から見護ろうとするのはほぼ異常。

勝手な思い込みと異常な執着が原因で、不安や、現実との乖離から自分の思考を肯定している身勝手な状態。

 

 

心配だからとか、他の異性についていかないようにとか、ストキーングする側は良い行いをしているように勘違いしているフシがあると思う。

 

 

そして、異常者は、相手に対して理想像を抱くわけだけど、その理想が壊れた時に、急激な行動に走ってしまう可能性があるのかと。

 

 

ストキーングしてる人はこの段階でほぼ100%異常だから事件になる前に医師に相談したほうが良いと思う。

 

 

思いを伝えるため

 

見ているだけでは満足できず、いよいよ相手と接触を試みようとする段階。

ここまで来るとちょっと危険度が増してくる。

 

 

当然相手は自分のことにも行為を抱いてくれると思っていて。

それは根拠のない思い込みによるものだと思う。

親密追求型のようにすべてのことを都合よく解釈する。

 

 

そして、思いを伝えるんだけど、相手が理解してくれない。

本来は、諦める。

諦めきれない場合は、何度か接触を試みようとすると思う。

 

 

基本的には身勝手なことなんだけど、相手が嫌がってるのがわかってるけど、後悔したくないからという理由で接触を試みるパターンと

相手が嫌がってるとも思わずに、都合よく解釈して接触するパターンとの両方が考えられる。

 

 

3回目の告白でカップルが成立したって言う話も聞くから、前者の方は常識の範囲内ならギリギリセーフなんだろうけど、正直線引きは難しい。

 

 

普通の思考なら数回で諦めはつくんだけど、それがだんだん執着に変わってきたら危険信号。恋の感情は薄まってて、所有欲だったり承認欲が強まってきているんだと思う。

 

 

後者は完全にアウト。

人の気持が理解できてないから、通常のロジックは通用せずに全て自分に都合よく解釈してしまう。

 

 

振り向かすため

 

思いを伝えるのに失敗した後は、執着に変わっていき、

どうにか相手を自分に振り向かせようとする。

 

 

相手が振り向いてくれないという不安から

「ほんとの自分を知ってもらったら、きっと好きになってくれるはず」

といったような

 

 

 

根拠のない思い込みと執着から都合よく物事を解釈し、異常行動すら正当化する状態。

 

 

どうにかして相手を自分に振り向いてほしいから

執拗な連絡/接触行動に走ってしまうんだと思う。

 

 

この段階では相手を傷付けようなんとも思っていない場合が多いと思う。

 

 

危害を加えるため

 

単純に危害を加えることで快楽を得ようとするパターンと

好意からくる不安が一定限界を超えることによって攻撃的になるパターンとの2種類あると思う。

 

単純に危害を加えることで快楽を得ようとするパターンは、正直理解できないけど、

自分の欲を満たすために、相手の気持ちを考えなかったり、物事の価値観がくるっている状態だと思う。

相手が嫌がっているって分かってやってる分かなり達は悪い。

 

好意からくる不安が一定限界を超えることによって攻撃的になるパターンは

  1. 好意からくる独占欲の終結
  2. 好意が憎しみに変わることによる攻撃
  3. 整合性をとる攻撃

 

この3つの理由で攻撃に走ってしまうんだと思う

 

好意からくる独占欲の終結

 

この場合は、振り向いてくれないなら、いっそのこと殺してしまって、永遠のものにしよう。誰の手にも入らないことで満足を得ようとする好意。

心中パターンもあると思う。

 

好意が憎しみに変わることによる攻撃

 

これは、完全に怒りや憎しみに変わって、「なんで◯◯してくれないんだよ!」

っていう爆発した気持ちが攻撃に走ってしまうんだと思う。

 

整合性をとる攻撃

 

勝手な思い込みで、物事を都合よく解釈するのに邪魔なことを排除するための攻撃。

正直これは想像の範囲を超えてるからわからんけど、相手が振り向いてくれない事実に自分のプライドが傷ついて、「いっそなかったことにしよう」というふうに抹消しようとしたりするのも、これに当てはまると思う。

 

まとめ

 

ストーカーに共通する特徴として「思い込み」と「執着」が原因で相手の気持ちを理解せずに、身勝手な行動をとってしまっている状態になるんだと思う。

そこでの、不都合は「思い込み」によって全て正当化されることなんだろうと。

 

 

若干ストキーングする側にも酌量の余地は合って、異常行為と気づいてない場合があるから、その場合は自分で少しでも根拠のない「思い込み」や「執着」があると思ったら、だれか医者にでも相談してみたほうが良いと思う。

 

 

初期の段階だと間違いに気づいて正常なアプローチが出来る可能性が高いと思うし。

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